2020年10月に、ASEAN防災通知システムのワークショップがラオス主催で開催されました。ラオスによるASEAN諸国の情報通信省等を集めた防災通知システムのあるべき姿を議論する場で、日本のLアラートシステムの概念を事例紹介しました。Lアラートは、災害時における迅速かつ効率的な情報伝達手段として地方公共団体、ライフライン事業者等からの情報を多様なメディアを通じて地域住民に届ける災害情報基盤です。以下にその際に参照した図を示します。災害情報基盤として多様な情報源から情報を収集し、都道府県、地方自治体、住民に情報提供できる共通基盤としての効用を追及しました。ここでは、更に防災情報で扱うデータの標準化に関する議論も進みました。